長期保管するならどうすべき!?ネガフィルムの適切な方法

長期保管するならどうすべき!?ネガフィルムの適切な方法

大切に残しておきたいネガフィルムの保管はどのようにされていますか?
いつまでもきれいなままの状態をキープしておくには、保存環境や保存方法に気を付けたいものです。

保管するうえで必要なこと、デジタル化することのメリットについてご紹介します。

ネガフィルムはどんな環境だと劣化しやすくなる?

ネガフィルムを大切に保管するために、箱に入れて押入れなどにしまいこんでいる方は多いのではないでしょうか。いくら安心な場所とはいえ、長期保管は温度と湿度の関係で色褪せが生じやすくなります。高温多湿の環境ではバクテリアやカビが発生しやすく、ネガフィルム全体が劣化することが考えられます。

また、太陽光や蛍光灯、テレビなどから放出される微量の紫外線を長期間受けることでも、ダメージが生じます。例え直接的に受けていなくても、ネガフィルムの色素が分解され、色褪せや変色を起こすことがあります。

保管の仕方も劣化の原因となることがあります。衣類などと同じように保管環境が良くないと、汚れた部分から虫食いが発生し、ネガフィルムをダメにしてしまいます。

カビの発生を抑制するための温湿度管理と保管方法

カビの発生を抑制するには、カビの成長を促進させる「高温多湿」を防ぐ必要があります。

まず、基本的に乾燥した冷暗所での保管が適しており、同時に写真用の抗カビ剤や除湿剤を使用することが良いとされています。カビが生えやすい環境としては、気温は20℃〜30℃、湿度70%以上と言われています。こまめに保管場所の風通しをしたり、湿温度計などを利用して湿度管理したりすると良いでしょう。

また保管方法としては、必ずネガシートにいれ、保存性の高い梱包材を利用することで、カビの発生を防ぐことが可能です。

ネガフィルムをキレイに保存するための注意点とデジタル化のメリット

ネガフィルムは、重ねて保存することで、フィルムの折れや傷、破れが発生する場合がありますので、フィルム保管用のファイルを使用しましょう。

ファイルを使用し撮影日と撮影場所をきちんと記録しておけば、わざわざ取り出して確認する必要がありません。取り出す必要がある際は、必ず手袋やピンセットなどを使い、直接手で触れることのないようにしましょう。

また最近では、ネガフィルムをデジタル化するサービスを利用する人が増えています。
デジタル化することで画像自体の劣化を防ぐことができるため、きれいな画質のまま保存することができ何度でも活用することが可能になります。

不要となった画像は削除できますし、見たい写真もすぐに取り出すことができます。
整理もしやすく、お気に入りの写真だけを残せば、思い出がたくさん詰まったデジタルアルバムに仕上がります。

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