【2020年最新版】プロ直伝!アルバム写真のデータ化徹底ガイド
こんにちは。写真データ化サービス「節目写真館」です。
結婚式をはじめ、冠婚葬祭やイベント用に昔のアルバム写真のデータが必要になったことはありませんか? 私も結婚の際、プロフィールやムービー作成用に、子どもの頃の写真データが必要になりました。アルバムを直接デジカメで撮影したのですが、きれいに撮れず四苦八苦した記憶があります。(当時、節目写真館に出会っていれば……)。
今回はそんな、意外と悩んでいる人が多い? 「アルバム写真のデータ化」の方法についてまとめてみました。
▽目次
アルバム写真、台紙からはがすか否か
アルバムをスキャンする際、まず考えるのが「写真を台紙からはがすか否か」。アルバム写真のはがし方については、下記の記事も参考にしてみてください。
はがせればバラ写真になるため、多くの種類のスキャナーでスキャンが可能になります。
問題ははがせない場合。アルバムの質、状態によって異なりますが、台紙から写真がはがれず、無理をすると台紙もしくは写真が破れてしまうことがあります。ひどい場合は、劣化した透明のフィルムも裂けてしまうことがあります。
写真やアルバムは傷んでもいい……というケースでない限り、このような劣化が進んだアルバム写真のスキャンは、貼り付けたままでスキャンすることになります。
はがさないメリットもあります。それはページの状態のデータも残すこともできる点です。アルバムには、順番やメモ書きなど、貼り付けた当時の思いが残っていることがあります。はがして貼りなおすのもよいですが、手間や貼り間違いのリスクを考えると、そのままスキャンできるのが理想です。
「写真」のみをスキャン
まず、アルバムの写真のみを 4種類の方法でデータ化してみました。フラットベッドスキャナー、ハンディスキャナー、アルバムスキャナー、そしてアプリの4種類で検証しました。
フラットベッドスキャナー:CanoScan LiDE 400
スマートで高速スキャンが可能なCanonの人気フラットベッドスキャナー、CanoScan LiDE 400。詳しいレビューは下記の記事をご覧ください。
アルバムは厚みがあるため、原稿カバーをせずにスキャンしました。原稿台より大きく、はみ出してしまいました。
スキャン結果のサンプルはこちら。切り抜いています。
【オススメ度:★★★☆☆】
きれいな仕上がりですが、一度にページ全部の写真はスキャンできず、かつ切り抜きの手間があります。
ハンディスキャナー:サンワダイレクト 400-SCN032
コンパクトでコードレスなハンディスキャナー、サンワダイレクト 400-SCN032。詳しいレビューは下記の記事をご覧ください。
アルバムの上で本体をスライドさせるだけでスキャンができるので、とにかく手軽です。また、帰省の際にカバンに入れて持っていき、実家で必要な写真だけスキャンしておく……なんて使い方もできます。
スキャン結果のサンプルはこちら。切り抜いています。
【オススメ度:★★☆☆☆】
コンパクトでパソコン要らずの手軽さが一番の特長です。ですが、フラットベッドスキャナーと比べると品質は劣りますし、斜めに写ってしまうことも。また、切り抜き作業が必要になります。
iPhoneアルバムスキャナー:Omoidori(おもいどり)
iPhoneをお持ちの方には、iPhone専用のアルバムスキャナーOmoidori(おもいどり)が使えます。本体にiPhoneを入れてアルバムの上にのせ、撮影するというユニークなアルバムスキャナーです。詳細は下記の記事にてご紹介しています。
スキャン結果のサンプルはこちら。
【オススメ度:★★★☆☆】
アルバムスキャナー、という名前がついているアルバム専用スキャナーなので、使い勝手も仕上がりも良いものでした。ただ、Androidに対応していないのが残念です……。
スキャンアプリ:フォトスキャン by Google フォト
スキャンアプリで一番の知名度と言ってもいい、Googleのスキャンアプリ「フォトスキャン」。節目写真館ブログでもレビュー記事が人気となっており、ご存知の方も多いと思います。
自分のスマートフォンで撮影し、そのまま保存できるので、アプリを入れておけば急な撮影にも対応できます。スキャン結果のサンプルはこちら。
【オススメ度:★★★★☆】
反射も抑えたデータが保存できました。とにかく手軽ですし、やはりGoogleのアプリという安心感もあります。しかし、切り抜きの手間はないものの、1枚の撮影にそこそこ時間がかかります。また、時々失敗することも……。やり直しが発生すると、枚数が多い際は大変です。
「ページ全体」をスキャン
続いて、ページ全体のスキャンです。
ハンディスキャナーとスキャンアプリは、一度にページ全体をスキャンするのは困難です。ここではフラットベッドスキャナーと、上から読み取りできるオーバーヘッドスキャナーでアルバムのページスキャンをしてみたいと思います。
フラットベッドスキャナー:CanoScan LiDE 400
写真スキャンでもご紹介したCanoScan LiDE 400は、「貼り合わせ」機能があります。A4サイズ2枚をドライバーの画面で貼り合わせることで、A3サイズまでスキャンが可能という機能です。
この機能を使い、アルバムのページスキャンをしてみたデータがこちら。
【オススメ度:★★☆☆☆】
アルバムが原稿台に収まるサイズであれば、フラットベッドタイプはスキャンがキレイです。ただ、今回試した貼り合わせは、ドライバーの画面上で操作できるのは手軽なものの、つなぎ目が出てしまいました。
オーバーヘッドスキャナー:ScanSnap SV600
オーバーヘッド読取方式で、上からスキャンできるScanSnap SV600。アルバムのスキャンについても、下記の記事でレビューいたしました。
スキャン結果のサンプルはこちら。
【オススメ度:★★★★☆】
最大A3までスキャンできるため、アルバム片面全体をゆうゆうと読み取りできました。また。また、ソフトでページのゆがみを補正する機能もあります。しかし、画質が写真向けの高画質とは言い難いスキャン結果でした。
アルバムのデータ化、品質を重視するなら専門業者へ
ここまでで、アルバム写真のスキャンはなかなか大変……ということがわかりました。
冒頭に書いたような、結婚式などで数枚の写真データが必要というケースにおいては、スキャンアプリやハンディスキャナーでデータ化するとよいと思います。
しかし、何冊もあるアルバムをやっていくのは大変ですし、ページ全体のデータをきれいにとるのも困難。せっかくデータ化しても、品質がよくなければ、後でまた使うときに後悔することがあるかもしれません。
たくさんのアルバムを、高品質でデータ化したい場合は、やはり専門の業者に依頼するのがおすすめです。「節目写真館」では、高品質ながらリーズナブルな価格でアルバムスキャンのサービスをご提供しています。
「節目写真館」のアルバムデータ化は、高解像度カメラとマクロレンズでページ全体を撮影し、その後、画像編集ソフトで写真を1枚1枚に切り出し、調整をしてデータを作成しています。ページスキャンも対応しております。
節目写真館・フジフイルムさん・キタムラさんでアルバム1冊あたりのデータ化料金を比較してみました。
節目写真館では、600dpiスキャンができるプレミアムコースなど、お客様のご要望に沿ったプランもご用意しております。
まとめ
アルバム写真を台紙からがせない場合は、貼り付けた状態でスキャンすることになります。
「写真のスキャン」は、フラットベッドスキャナー、ハンディスキャナー、アルバムスキャナー、スキャンアプリを検証。また、アルバムらしいデータを残すため、「ページスキャン」ではフラットベッドスキャナーの貼り合わせ機能と、オーバーヘッドスキャナーを検証しました。
なかなか一台でアルバムをきれいにスキャンするのは難しい、ということがわかりました。……最後は宣伝になってしまいましたが、たくさんのアルバムがある、それらをきれいにデータにしたい、という場合は専門業者へのご依頼がおススメです。
節目写真館ではスキャナーのレンタルサービスをスタートしました!
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