ネガフィルムをスマホでデータ化！LomoScanner2のご紹介

こんにちは！スキャンサービスの節目写真館です。

皆さんのご自宅やご実家に、ネガフィルムはありますか？
平成生まれの若い方なんかは、聞いたことがあっても実際に
目にしたことが無い人もいるかもしれません。

ネガフィルムって茶色くて暗くて、一見すると
何が写っているのかよくわからず困ることがあります。

今回ご紹介するLomoScanner2を使えば、内容の確認が
捗ると同時に、そのままデータ化まででできてしまいます。

LomoScanner2は「Lomography Smartphone Film Scanner」と
組み合わせて使うことを想定されたアプリですが
簡易的な撮影であれば、アプリ単体でも使えます。

撮影に必要なもの

それでは早速やってみましょう！といきたいところなのですが
綺麗に撮影を行うためには、ネガフィルムを後ろから照らす光源（ライト）が必要になります。

漫画やイラストで使うトレース台（ライトボックス）をお持ちであれば、
そちらを使うのが最適ですが、ほとんどの方は持っていないと
思いますので、何か変わりになるものを用意してください。

とりあえず光るものであればなんでも良いのですが、候補としては
パソコン、タブレット、スマホの画面辺りになりますでしょうか。
いずれの場合も、バックライト機能を利用します。

今回は、ノートパソコン（Macbook Pro 15インチ）の
ディスプレイを使って話しを進めたいと思います。

アプリのインストール〜撮影まで

まずは、LomoScanner2をスマホにインストールしましょう！

• iPhoneアプリのダウンロードページ
• Androidアプリのダウンロードページ

アプリを起動するとユーザ登録なども無く、すぐに使えます。
それでは撮影を始めましょう。まずは画面左上にある
「REGULAR」をタップします。

次に画面右下のアイコンをタップすると設定メニューが表示され、
左から順番に、EXPOSURE（露出）、CONTRAST（コントラスト）、BRIGHTNESS（明るさ）、TEMPERATURE（色温度）、FILM TYPE（フィルムの種類）が並んでいます。

今回は「FILM TYPE」のみを設定しますが、
お好みで他の設定項目も調整してみてください。
それでは一番右の「FILM TYPE」をタップしてください。

すると左から順番に、NONE（無し）、NEG（ネガ）、B&W（白黒）、SLIDE（スライド）、
XPRO、REDSとボタンが並んでいるかと思いますので「NEG」をタップ後、
右下チェックマークで変更内容を適用させましょう。

以上でアプリ側の設定は終了です。

先程もお伝えした通り、綺麗に撮影するためにネガフィルムをバックライトで
照らす必要がありますので仕方なく、Macbookのディスプレイにフィルムを貼り付けました。

※今回は実験的に使用しましたが、セロハンテープは
フィルムを傷める可能性がありますのでご注意ください。

また輝度を上げるため、テキストエディタを最大化しました。
壁紙に白い画像を設定しても良いかと思います。

あとは撮影するだけです。

枠の中にうまくコマを併せて撮影ボタンをタップしてください。
実際に試すと分かりますが、この時リアルタイムでネガポジ反転が行われています。
写っている内容の確認だけなら、撮影せずにこの状態で事が済みますね。

実際に撮影した画像はこんな感じになりました。

枠内一杯にコマを収めようとすると、ピントがぼけてしまうため
どうしても引き気味での撮影になってしまうのが難点でしょうか…。

参考までに、フラットベッドスキャナ「GT-X970」でスキャンした画像を載せておきます。

いかがでしょうか。
光源が必要だったりと準備は少し大変ですが、
ネガフィルムの簡易的な確認用としては十分に使えると思いました。

「Lomography Smartphone Film Scanner」を使えば
綺麗に撮影できるようなので、気になる方は是非試してみてください。

節目写真館におまかせください

自分で1コマづつ楽しみながら撮影するのも良いですが
どうしても時間が掛かってしまいます。また加えて画質の
調整も行わねばならず、更に時間を要します…。

手前味噌となりますが、そんな時は節目写真館におまかせください。
ネガフィルム1本36コマまでを200円〜と大変お安くスキャン・データ化いたします。

また弊社では、富士フイルム製の高画質フィルム専用スキャナー「SP-3000」を
使用しております。料金が安いからといって一切の妥協はありませんのでご安心ください。

お困りの際は是非、節目写真館にご相談ください。