「備える」大切さ
先週末に本州を覆い尽くした大型台風19号が関東地域をはじめ大きな被害をもたらしました。
被害に遭われた方には一日も早い復旧とご健康をお祈りいたします。
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<この記事について>
・スキャンセンターは安全な設備
・台風、地震被害は予想不可能
・万が一に備え写真デジタル化をしておくべき
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当社は、お客様の大切な思い出である昔の紙写真をお預かりしていることから、保管している設備には細心の注意を払っています。
日本国内には大阪。
海外にはベトナムに、写真スキャンセンターを保有しており、常時約3,000のご家庭の思い出写真を一時的にお預かりしています。
アジアは必然的に湿気の多い地域ですから、センター内はもちろん、移動のコンテナ等も空調管理を徹底し、常に一定の温度・湿度を保っています。
また、地上階を避け、万が一台風などによる浸水にも対応できるように2階以上のフロアーにセンターは設置されています。
地震に関してはビルの倒壊以上に火災による被害を想定しており、スプリンクラーの稼働に伴う濡れ防止の為のカバーシートでお客様の想い出を守れるよう、
”何が起こるか分からない”ことに備えています。
2011年の東日本大震災の際も、
思い出写真が流されてしまったことを悔やむ方が多くいらっしゃいました。
当社にも相当数のご相談を頂きました。
最近は、報道なども手伝い感覚的に、
”昔より暑くなってきている”、
”災害が起きると被害が大きい”、
”地球の温暖化が進んでいるのでは?”など、
何が事実なのか分からないまでも、
昔より危なくなってきている。という感覚が
皆さんの中に生まれてきているのでは無いでしょうか?
しかし、気象庁から発表されている過去の台風や地震のデータを見ると”最近増えている”、”規模が大きくなってきている”という感覚を立証する事実はございません。
台風に関しては、過去20年間、毎年20数回の台風が発生しています。そのうち上陸し、大きな被害をもたらすのは年1,2回となります。
地震に関しては例えば震度5以上に絞ると、2011年の71回が飛び抜けて多く(余震の規模も大きく、回数も多かったようです)過去20年間は、2016年の33回以外の年は、1桁回数または10数回で推移してきています。
ここから言える事実としては、
”予想がつかない”ということです。
同時に日本は台風も地震も世界で5番目以内に毎年遭遇する国です。(感覚的にはお分かりいただけるかと思います)
我々からのご提案は、
「思い出写真のデジタル化をしておきませんか?」ということです。
当社のサービスは決して、得するとか、美味しいとか分かりやすい喜びはありません。
ほとんどの方が、”デジタル化?”。
”昔の写真は手元にあるからいいよ”ということだと思います。
しかし、この写真が無くなってしまった時の悲しみは計り知れません。
大切な1冊だけでも是非お試し頂き、
万が一のことがあっても家族の想い出だけはいつも残っている安心感を手に入れてください。
節目写真館 大江知行
参考文献
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/generation/generation.html
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.php
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