写真をデジタル化したい時に気をつけたいことは?
大切な写真をデジタルデータ化することで、
劣化や紛失を避け、手軽な保存・管理が可能になります。
実は写真をデジタル化する際には、手間や品質に関わるポイントがあります。
ポイントを押さえた上で、ぜひデータ保存にチャレンジしてみましょう。
バラの写真かアルバム写真かでデジタル化の手間が変わる
写真を1枚ずつデジタル化したい場合は、
バラの写真の方が、手間が少なくてすみます。
ポケットタイプのアルバムに保管している写真や、糊タイプの
アルバムから簡単にはがれた写真は、取り出して
そのままスキャンするだけでデータ化が可能です。
一方アルバムからはがれない写真は、まずアルバムの
ページごとにデジタル化することになります。
スタンドタイプのスキャナーの使用やデジタルカメラでの
ページ撮影といった手段がありますが、データを写真1枚ずつに
分けたい場合はトリミングが必要になり、場合によっては
傾き補正や反射の調整もすることになります。
もしあまりに手間がかかりそうな場合は、
専門業者に依頼してみることも一案です。
写真の保存状態をチェック!残っていればネガの方がいい場合も
写真をデジタル化した時点で色や明るさの補正は可能ですが、
元々の写真の状態が良好なほど高品質のデータが得られます。
破損やにじみなど写真用紙自体の経年劣化がある場合は、
ネガフィルムに残っている情報の方が、品質が保たれている可能性があります。
スキャン技術や画像加工技術の発達により、今ではネガフィルムの
デジタル化・画像補正も簡単に行えるようになっています。
自宅にネガフィルムが保管されている場合はそちらの状態も
確認してみて、写真とネガのどちらをデジタル化すべきか比較してみましょう。
スキャナーもカメラもプロ仕様!専門業者に相談を!
写真やネガフィルムをデジタル化する際は、自宅のカメラや
スキャナーでも可能ですが、より高品質を追求するならば
プロの専門業者への依頼がおすすめです。
専門業者では、家庭になかなか導入できない高性能の専用カメラや
スキャナーを使用し、高解像度でのデータ化を実現しています。
また経験豊富なプロスタッフが作業を行うため、1枚1枚保存状態の
異なる写真・ネガを、最も適切な方法で処理していきます。
業者によっては色補正などのオプションを用意している所も
あるため、撮られた当時に近い状態の写真データが手に入ります。
古い写真やネガフィルムはとてもデリケートなため、
あつかう際にはぜひプロに相談してみましょう。