写真は常に危険にさらされている!適切な写真のバックアップ方法とは?
写真をアルバムに入れたまま残しておくのが不安だからデジタル化した・・という方。
しっかりバックアップは行っていますか?
もしもまだバックアップを行っていない方は早急にバックアップを行ってください。
節目写真館では、DVD-Rに写真を入れてデータをご納品させていただいております。
しかし、それで安心ではありません。大切なお写真は絶対にDVDだけで保存しないでください。
DVDも紛失の恐れがありますし、破損もします。盤面が傷ついたら読み込めなくなることもあるかもしれません。
絶対にDVDのみで保管しないでください。
では、どのようにバックアップを行って管理すれば良いのかをご紹介いたします。
バックアップ方法
バックアップ方法と言っても様々な方法があります。
一つのバックアップだけではなく、2つ、3つを組み合わせて管理を行うのが安全でしょう。
メリット・デメリット、それぞれの方法のリスクについてもご説明いたします。
DVDを複製
DVD-Rを購入し、自分でDVDに複数枚コピーを行っていく方法です。
離れた家族や親戚などに渡してそれぞれが別々の場所で管理することによって、災害などで失われるリスクを軽減します。
<メリット>
・低コスト
・手軽(簡単)
<デメリット>
・DVDドライブ付きのPCが減っている
・見た目で劣化がわかりにくい
・正確な耐用年数がわからない
・保存できる容量が4.7GBしかない
外付けHDDをミラーリング
外付けHDDを2台用意して、常時自動的にコピーされるように設定しておく方法です。
どちらか一方のHDDが壊れると本体が知らせてくれるため、すぐに察知することができ、新しいHDDに交換すればデータは消失しません。
<メリット>
・保存できる容量が大きい
・安全に保管できる
・データの出し入れが簡単・高速
<デメリット>
・コストがかかる(約1万円〜/台)
・電気代がかかる
・自宅のみの1箇所で保管するため、災害に遭うと2台とも失うリスクがある
「おもいでばこ」で写真を楽しみながらバックアップ
バッファロー社より発売している、「おもいでばこ」という商品で写真を楽しみながら写真を管理・バックアップするという方法です。2TBの大容量で、10万枚〜20万枚の写真をまとめて入れられますし、とにかく楽しい!
商品の詳細は「おもいでばこ公式サイト」よりご覧ください。
<メリット>
・楽しい!
・大容量
<デメリット>
・コストがかかる
・電気代がかかる
・自宅のみの1箇所で保管するため、災害に遭うと失ってしまう恐れがある
クラウドストレージ
ここ数年で様々なクラウドストレージサービスが登場しました。
クラウドの一番の特徴はデータを手元に置かずに安全に保管できるという点です。
<メリット>
・データの消失リスクがかなり低い
・どこからでもデータ管理ができる
・手元に置かないので安心
・無制限に容量追加できる(有料)
<デメリット>
・大抵の場合月額費がかかる
・データの出し入れは簡単ですが、時間がかかる
・サービスが終了したり、更新費用を支払わないと気付かずデータを失うおそれがある
PCにデータコピー
デジカメやスマートフォンで撮影することが一般的ですから、当然PCはお持ちだと思います。
(デジカメ・スマホを使っていてPCを持っていない方は・・危険なのですぐに家電量販店に行ってください)
PCに保存するというのは最も手軽な保存方法ですよね。
<メリット>
・手軽(簡単)
・そのまま編集や加工ができる
<デメリット>
・HDDが壊れる恐れがある
・上書きしてしまう恐れがある
・HDD容量が圧迫されてしまう
SDカード、USBメモリなどに保管
便利なメディアではあるのですが、バックアップという意味ではこの方法はあまりお勧めしません。あくまで一時保管や持ち運び用としてご使用いただくに留めてください。
<メリット>
・手軽(簡単)
・持ち運びが用意
・データ容量に合わせて選択できる
<デメリット>
・紛失しやすい
・破損しやすい
・見た目で劣化がわかりにくい
・正確な耐用年数がわからない
いかがでしたでしょうか。
この中からどれか1つ・・ではなくいくつかの方法を組み合わせてバックアップしてください。
個人的なオススメは、
(メインとして)PCにデータコピーして、
(念のため)外付けHDDでミラーリングした上で、
(予備として)クラウドストレージに保存
という方法です。
このやり方ならデータを完全に失ってしまう・・と言うリスクは極小だと思います。
これでデータを同時に失ってしまうというケースは、地球が大爆発でもしない限り考えづらいですね。
データ管理は一時的なものではなくて継続的に行っていくものです。
「デジタル化したから大丈夫!」などと言うわけでは決してありません。
これらを参考にしてあなたに合った、最善の方法を見つけてくださいね!
※頂いたコメントはスタッフの内容確認後、掲載となります。予めご了承ください