写真をデータ化したお客様からのレビュー(30代 baobab様)
3年ほど前に初めて利用しました。
きっかけは部屋の大掃除です。
私は実家から離れている期間が長く、社会人になる頃実家に戻って暮らし始めたのですが、小中学生の頃の服や卒業アルバムもそのまま残っていたため子供の服や本に大人の服や荷物が混ざるというカオスな部屋が出来上がってしまいました。
帰ってきて寝るだけの部屋になってしまい、洗濯物は畳んでも床に置いたままそこから取って着る…という生活で、掃除も非常にしにくい状態だったのですがどこから手を付けて良いか分からず、子どもの頃の思い出の品と共に、増えていく服や荷物に囲まれながら暮らしていました。
数年たって仕事を退職した時、この部屋ではとても暮らせない、せめて不用品は片づけて健康に過ごせる部屋にしないとと思い、コツコツ服やいらない本の処分を始めました。
所謂断捨離に手を付けた訳ですが、不用品の処分は売るにも捨てるにも手間と時間がかかりました。
写真は思い出もあり捨てにくいものなので最初からデータ化するつもりではありましたが、ずっしりした数冊のアルバムに手を付ける頃には「スキャナで写真を取り込むとかスマホで一枚ずつ撮るとかデータ化にはいろいろな方法があるけれど、絶対外注した方が良い」という結論に至っていました。
節目写真館はインターネットで検索して見つけた写真データ化サービスですが、一度送ってしまえば後は待つだけで済むのが大きな魅力であるとともに、以前利用した方の「集合写真などは日付の入っている部分も一緒にデータ化してくれた」といった感想をネットで読み、丁寧な仕事をしてくれるのではという期待がありました。
海外の工場で時間をかけて作業すると節目写真館の説明には書いてあったので、光が映り込んだり雑な処理をされたらどうしようと心配していたのですが、調べるうちに大丈夫そうだなと思えました。
とはいえ万が一状態の悪いデータが返ってきてしまった時のために、写真の処分はせずアルバムも一緒に返送してもらうプランに申し込みました。
待っている期間は長いものでしたが、その間に予想外のこともありました。
お付き合いしていた人と結婚の話が進み、アルバムが返却される頃には引越している予定になってしまったのです。
データ化を申し込んだ時点では実家の住所を返送先に指定していたため、新住所が確定したタイミングで返送先を変えていただけないか問い合わせしたのですが、すぐに対応していただけました。
おかげさまで実家の家族の手を煩わせることもなく、私自身も最後まで楽にサービスを利用することができました。
肝心の写真ですが、アルバムの冊子ごとにフォルダを分けてデータ化してあり、折らずに管理するのが大変だった大きな集合写真もきちんとスキャンされたデータになって返ってきました。
現像した写真を自分のスマホで撮影したりすると影が入ったりしてうまく撮れませんが、そういった状態の写真は無く、キレイに帰ってきてくれて良かったと思いました。
USBに保存して返却されたので管理も楽になりましたし、これ以上写真は色あせずベストの状態で保存できると思うととても気が楽になりました。
戻ってきたアルバムはデータを確認してバックアップをとってから処分しましたが、部屋がスッキリして快適に過ごせています。
ちなみに結婚式を挙げる時に写真がすでにデータ化できていたので準備がとてもスムーズに済んだのは嬉しい誤算でした。
自分でやるよりお金はかかりますが、その分の時間と労力を減らせることを思うと、頼むだけの価値はあると思います。