スキャナーの種類と方法
スキャンの方法には大きく分けて2つあります。
・スキャナーを使う方法
・カメラで撮影する方法
スキャナーは当然の方法ですが、カメラで写真を撮影してデジタル化していく方法もあります。
手持ちのカメラですぐに出来るので、新たにスキャナーを購入する必要はありません。
ただし、この方法は反射や照明の色、角度や切り取り作業など、
注意点が色々とありますので上級者向けの手段だと言えます。
今回はスキャナーを使う方法をご紹介したいと思います。
1.家庭用スキャナーの種類
家庭用スキャナーを大別すると、
「フラットベッドスキャナー」と「シートフィードスキャナー」、「スタンドスキャナー」に分かれます。
2.フラットベッドスキャナーでスキャン(デジタル化)
フラットベッドスキャナーは、
コピー機のように原稿台に写真を乗せて、上から蓋をしてスキャンしていきます。
原稿台に乗るものであれば多少厚みがあってもスキャニングすることが可能です。
良いところは、これ一台でバラ写真、アルバム、ネガ・ポジフィルムのスキャンができる点です。
万能なスキャナーなので一台あれば大抵のことはできてしまいます。
ただ、大量の写真がある場合は都度写真を入れ替えなければならず、その作業が非常に面倒なのが難点でしょうか。
3.シートフィードスキャナーでスキャン(デジタル化)
シートフィードスキャナーは、
自動給紙装置と呼ばれる装置を用いることで一度に大量の写真をスキャンすることができます。
スピードや効率の面で非常に優れているスキャナーです。
品質面でもフラッドベッドスキャナーと同等であるため、バラ写真のみに限ればフラットベッドよりも優れていると言えます。
しかし、厚みのあるアルバムや、フィルム類はスキャンすることができないので使用場面がバラ写真に限られてしまいます。
4.スタンドスキャナーでスキャン(デジタル化)
スタンドスキャナーは比較的新しい規格のスキャナーです。
書籍をスキャンすることに優れており、被写体を選ばないのがメリットです。
しかし、影を消すための自動補正が入るため写真をスキャンすると
イメージからかけ離れてしまうことがあり、写真のスキャン用途にはあまり適していません。
5.まとめ
それぞれのスキャナーでできることや特徴はお分かりいただけたでしょうか。
上記の内容を表にまとめてみました。
こうやって見るとフラットベッドが万能だということがよくわかりますね。
対してシートフィードはスピード特化型です。
スタンドスキャナーは器用貧乏といったところでしょうか(笑)
とはいえスタンドスキャナーは発売して間もないので、今後どんどん進化していくと思います。
まずはあなたに合ったスキャナータイプを決めて、
それが決まったら次は様々なスペックと予算のバランスでスキャナーを決める、という具合で
検討を重ねていくと間違った買い物をしなくて済むと思います。
もちろん、節目写真館でスキャン(デジタル化)をお願いしちゃおう!
っていうお話は大歓迎ですので、お気軽にご相談くださいね!
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