バラ写真のスキャン(デジタル化)方法【自炊】
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こんな感じのバラ写真、ご家庭にたくさんあるんじゃないでしょうか。
※バラ写真とは:現像した紙焼き写真で、アルバムなどに入れていないもの
ここでは、ご自身でスキャンする際に最も手軽で簡単な、
シートフィードスキャナーを使ったデジタル化方法をご紹介いたします。
1.スキャナーを用意する
まずは、市販のシートフィードスキャナーをご用意ください。
価格相場は、¥10,000〜¥30,000のものが多いですね。
スキャナーを選ぶときのポイントはなんといってもスキャンスピードと画質です。
もちろん性能が上がれば上がるほど金額も高くなりますからお財布とご相談の上ご購入ください。
ご購入の機種によって設定方法が若干異なりますので、ここではドライバーインストール手順については省略します。
パソコンにつないで説明書通りに設定を完了させたら次の手順に進みます。
2.写真を並び替える
こういったバラ写真をスキャン(デジタル化)する際に一番困るのが、写真の整理ですね。
撮影した順番がわからなかったり、年代すら不明・・というものも少なくないと思います。
スキャンした後にも当然並び替えはできるのですが、
スキャン前に大まかに写真の順番を並び替えておくことで後の作業が楽になりますので、
事前に写真整理をしておくことをオススメします。
3.スキャン(デジタル化)作業
いよいよ作業開始です。
スキャンしたデータは、指定したフォルダの中に任意のファイル名で保存されていきます。
機種によるかもしれませんがたいていの場合は、
[任意の名前]_[通し番号].jpg
という風になります。
スキャンの際、写真の表面にゴミやホコリなどの汚れが付いていると
データに汚れが写り込んでしまうだけでなく、
ローラーが汚れてキレイにスキャンされなくなってしまいます。
また、故障などのトラブルの元となりますので、
事前にホコリや汚れなどはなるべく落としておいてください。
準備が整ったらスキャナーに写真をセットしてローラーに通していきます。
スキャニング自体は1枚当たり数秒で完了します。
自動的にフォルダに入っていきますので、
正しく読み込まれているかどうか、1枚1枚ご自身の目で確認してください。
お写真の状態によっては、写真同士がくっついてしまい重なって通されてしまうことがあります。
※スキャン後に写真の処分をお考えの方は特に注意して確認してください!
また、くっついたお写真はこんな状態になっていることもあります・・。
残念ながらくっついて表面が剥がれてしまったお写真は、無理にスキャナーに通さないほうが良いです。
※もしも表面が剥がれたままスキャンするなら、
フラットベッドタイプのスキャナーをご使用ください。
正しくスキャンされていることが確認されたらデジタル化完了です!
4.まとめ
いろいろ書きましたが、手順はとても簡単です。
1.スキャナーを買う
2.写真を並べかえる
3.写真をスキャン
まとめるとわずか3行の作業ですね。
慣れて来れば数千枚のバラ写真でも丸1日あればデータにできるかもしれません。
ただし、アルバムに貼ってある写真や、ポケットアルバムに入れてある写真は
フィルムから剥がしたり、ポケットから出したりする手間がありますからこれが意外と時間がかかってしまいます。
特に、アルバムに貼ってあるお写真はフィルムや糊にくっついてしまっている場合があり、
無理に剥がしてしまうと写真を傷めてしまう恐れが・・。
当然ながら、ご自宅にあるお写真は全てバラ写真・・というわけではないと思います。
これはあくまでバラ写真をスキャン(デジタル化)する場合の一例としてご参考にしていただければ幸いです。
アルバムやネガフィルムなどをデータ化したい場合は
フラットベッドタイプやフィルム専用スキャナーが必要になる場合もあります。
まずはご自身がどんな写真をどれくらいお持ちか、
その確認を行った上で自分でスキャンするか
または、節目写真館のようなスキャニング代行業者に依頼するかのご検討をしてはいかがでしょうか。
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