古いものには要注意！ネガからデータ化する時の注意点

昔撮影したネガフィルムが家に保管されているという方もいるのではないでしょうか。
ネガはキレイな状態を保ち続けるのは難しく、保管方法に限らず劣化は進んでいく一方です。

ではどうしたら美しい状態で保管できるのでしょうか。

ネガをデータ化することで画像としていつまでも保存できます。
データ化には、いつでも画像データとして持ち運べたり、
共有しやすくなったりとメリットも多いです。

そこで、既に劣化が進んだ古いネガをデータ化する時に
注意しておきたいことについて解説していきます。

古いネガをスキャンするとどんな画質になるの？

古いネガは経年の劣化により色褪せた状態となっています。
保管状況によっては湿気や紫外線がダメージとなり、さらに退色が進んでいることも。

そうしたネガの劣化はスキャンした時に画像にもそのまま表現されてしまいます。
画像全体が黄味がかったり赤みがかったりして本来の発色を失ってしまうのです。

また、ネガのフィルムによってはコントラストを損なうこともあり、
ぼんやりと薄暗くなってしまいます。

ただスキャンしただけでは、元の写真のような
鮮やかでくっきりとした画像にはならないのです。

データ化を依頼する時に補正できるか確認しよう

では一度色褪せたネガは元の色のような画像にできないのでしょうか。

スキャンしたデータを画像編集ソフトなどで色調補正をすれば、本来の色に
近づけることは可能です。しかし自分で色調補正を行うのは膨大な時間がかかります。
退色の状況に合わせて1枚ずつ適切な補正をしなくてはなりません。

そこでネガのデータ化を専門の業者に依頼する時、データに色調補正をしてくれるかどうかを
確認しておきましょう。専門の業者であれば、状況に合わせた補正の知見が蓄積されているので
手早く的確な補正を行ってくれます。

色調補正のオプションが可能な業者に依頼することで、退色前の本来の色に調整してもらえます。
補正後だけでなく補正前のデータも合わせて納品してくれるところもあるので、
必要な場合にはそちらも確認するといいでしょう。

心配な時は無料お試しサービスで品質をチェック！

それでもキレイにデータ化できるか心配という場合は、
無料お試しサービスを利用して仕上がりをチェックしてみると良いでしょう。

ネガのデータ化を行っている業者では、申込み回数や枚数などを制限して
無料でデータ化をしてくれるところがあります。必要なのは送料のみなので
お気軽に利用することができます。

一度お試しサービスを利用して品質を確認して
気に入ったら本格的にデータ化を申込んでみるといいでしょう。