データ化にあたって古い写真を綺麗にはがしたい!いい方法ある?
古いアルバムでは、写真と台紙をあらかじめ塗られた糊によって
接着するタイプのものが広く普及していました。
写真をデータとして保存する際、この古いアルバムを使用していると、
写真と台紙がくっついてはがれなくなってしまうことがあります。
写真を傷めずにはがす方法をご紹介します。
はがれない古い写真をはがす方法は?
写真とアルバム台紙を接着している糊は、熱に弱いという
特徴を持っています。そのため綺麗に写真をはがす方法として、
まずドライヤーを用いるものが挙げられます。
ドライヤーで写真の表面に温風を吹き付け、写真と台紙の両方を温めると、
糊が膨張して写真が台紙から浮き上がってきます。
ドライヤーを止め、少し冷ましてからピンセットなどで
ゆっくり写真を持ち上げると、綺麗にはがすことが可能です。
この時、温風は強すぎないように気をつけましょう。
もし台紙の片面のみに写真を貼るタイプであれば、台紙ごと
切り取り、台紙側からアイロンを当てるという方法もあります。
せっかくはがしても保存中にくっついたら意味がない!どうやって保管しよう?
写真がアルバムにくっつかないようにするには、糊で接着する
タイプのアルバムではなく、ポケットタイプのものがおすすめです。
写真がくっつく心配がなく、中の台紙が良質なもので
あるほど、写真の質を保ったままの保管が期待できます。
写真を収めたアルバムは、キャビネットやボックスなどに
入れて遮光し、高温多湿を避けて保管しましょう。
日光だけでなく蛍光灯の光も劣化の原因となるため、注意が必要です。
ホコリや油脂なども写真の大敵であるため、写真を見たり
取り出したりする際に付着しないよう気をつけることも、保管のポイントです。
なお写真同士を重ねて長期間置いておくと、互いに
くっついてしまうため、避けるようにしてください。
無理にはがさずプロにお願いする方法も
写真に熱を当てすぎる、引っ掻いてはがそうとするなどの
無理をすると、写真の劣化につながってしまいます。
なかなかはがれない場合は、プロの写真サービスに依頼することも
おすすめです。家の近所に写真屋がない場合は、インターネット上で
依頼可能な写真サービスもあるため、そちらを利用してみましょう。
プロの写真サービスでは、スキャンによる写真のデータ化や色補正、
スライドショー製作などさまざまなサービスを展開している所があり、写真を
はがしからデータ保存までがワンストップでできる上に、自宅で行うより
高品質のデータ化が望めます。
古いアルバムが出てきたら、プロに相談することも検討してみてはいかがでしょうか。
自分でスキャンするなら最新機種を使いませんか?
「ふしめレンタル」では高品質、最新のスキャナーをお得にレンタルすることが出来ます。