フィルムサイズの特徴を比較してみました!

合成

前回の記事、「いろいろあってややこしい・・フィルムの種類を解説します」ではフィルムの種類について説明いたしました。

では、今回はそのフィルムの特徴について、

【コスト】【品質】【手軽さ】【奥行き感】【シャープ】【階調】

上記6項目を5段階評価で比較していきたいと思います。
※フィルムの種類については、いろいろあってややこしい・・フィルムの種類を解説しますをご覧ください。

フィルムの比較

フィルムのサイズ

135フィルム(35mm)

【コスト】・・・・・・☆☆☆☆
【品質】・・・・・・・☆☆☆
【手軽さ】・・・・・・☆☆☆☆☆
【奥行き感】・・・・・☆☆
【シャープ】・・・・・☆☆☆
【階調】・・・・・・・☆☆☆
【コメント】・・・・・最も一般的なサイズだけあってかなり手軽です。価格も安く種類も豊富で、対応カメラも多く流通していました。ラティチュードが広いという面も手軽さの理由の一つですね。

ハーフサイズ

【コスト】・・・・・・☆☆☆☆☆
【品質】・・・・・・・☆☆
【手軽さ】・・・・・・☆☆☆☆
【奥行き感】・・・・・☆☆
【シャープ】・・・・・☆☆☆
【階調】・・・・・・・☆☆☆☆☆
【コメント】・・・・・135フィルムを半分にしたサイズなのでコスト面では135フィルムの半額です。しかし、多少なり品質を犠牲にしなければならないという点で

120フィルム・220フィルム(中判・ブローニー)

【コスト】・・・・・・☆☆☆
【品質】・・・・・・・☆☆☆☆
【手軽さ】・・・・・・☆☆☆
【奥行き感】・・・・・☆☆☆☆
【シャープ】・・・・・☆☆☆
【階調】・・・・・・・☆☆
【コメント】・・・・・商業写真などの撮影によく使われていました。中判フィルムは35mmに比べて札ええいできる範囲が広いので迫力のある写真が撮れます。

大判フィルム(4×5など)

【コスト】・・・・・・☆
【品質】・・・・・・・☆☆☆☆☆
【手軽さ】・・・・・・☆
【奥行き感】・・・・・☆☆☆☆☆
【シャープ】・・・・・☆☆☆☆☆
【階調】・・・・・・・☆☆☆
【コメント】・・・・・フィルム1枚1000円程度と、フィルムの価格は最も高くカメラも特殊で気軽に撮影できる代物ではありませんが、その分プロのこだわりを満たすクオリティでの撮影が可能です。デジタル一眼が一般的な今でも、大判カメラにこだわって撮影するカメラマンがいます。

110フィルム

【コスト】・・・・・・☆☆☆
【品質】・・・・・・・☆☆
【手軽さ】・・・・・・☆☆
【奥行き感】・・・・・☆☆☆
【シャープ】・・・・・☆☆
【階調】・・・・・・・☆☆☆
【コメント】・・・・・一度は生産を終了して流通していなかったのですが、2012年になって再販されるようになりました。品質は良いとは言えませんが、「フィルムらしい」写真が撮れる事から愛好家に好まれています。

126フィルム

【コスト】・・・・・・☆☆☆☆
【品質】・・・・・・・☆☆☆
【手軽さ】・・・・・・☆☆☆
【奥行き感】・・・・・☆☆
【シャープ】・・・・・☆☆☆
【階調】・・・・・・・☆☆☆☆
【コメント】・・・・・日本では入手が難しいそうです。海外の通販やネットオークションなどで出回っているそうで、どうしても欲しい・・という方はチェックしてみてください。

APSフィルム

【コスト】・・・・・・☆☆☆☆
【品質】・・・・・・・☆☆☆
【手軽さ】・・・・・・☆☆☆☆
【奥行き感】・・・・・☆☆
【シャープ】・・・・・☆☆☆
【階調】・・・・・・・☆☆☆
【コメント】・・・・・APS機をお持ちだった方には残念ですが、2012年に生産を中止して以来もはや入手すら難しいかもしれません。新しい規格ではあるものの・・デジカメの登場によって廃れてしまった不遇のフィルム代表格ではないでしょうか。

……いかがでしたでしょうか。
これらはネガ・ポジが混在していますので同じサイズでもネガかポジかで特徴は変わってきます。

ネガとポジの詳しい比較記事は別で用意したいと思いますので、そちらの記事も合わせてご覧ください。

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